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会社の流儀BLOG

毎日新聞出版『サンデー毎日』で連載中の「会社の流儀」がWeb版で登場。中堅・中小企業の隠れた素顔や取り組みを紹介します。

コーケンフード&フレーバー(シリーズNo.1491)

半世紀の信頼に応える食品香料メーカー
グループ一丸で“超一流”にチャレンジ



 香料や原材料を通して日本の食品メーカーに「新たな味」を提供し、近年目覚ましい成長を続けるコーケンフード&フレーバー株式会社。1968年に設立したフードマテリアル㈱と80年に誕生したコーケン販売㈱が9年前に合併し、さらに昨年7月からコーケン香料㈱を加えて新たなグループ体制を整えた。
 しかし、間もなく半世紀を迎えようとしている同社の歩みは決して平坦ではなかった。父親が創業した同社を2代目として牽引する中島愼弥社長は振り返る。
「私がグループ会社を任された頃はトラブルも多く、お客様から『契約を切りたい会社ナンバーワン』というような叱責を受けたこともあります。グループ各社がバラバラの方向を見ている時期もありました。反感を恐れず、間違っている事は『間違っている』と指摘し、水が流れる道を私が作るしかないと思いました」

 父親からの要請を受けて同社に入社して以降、事業の移動などグループの再編に取り組みながら文化の違う各社を見事にまとめあげてきた中島社長。その変革を象徴するのが、一昨年に設立した本社新工場である。
「必死に茨の道を乗り越え、当社は変革期を迎えています。親身なって力を貸して頂いた方々や、お知恵をお借りした会社への恩返しとして新工場を作りました」
 と話す中島社長。数万種類にも及ぶ香料やオリジナル食品素材の製造、ドライフルーツの加工といった従来の主力業務に加え、新工場では異物検査事業もスタートし、安心・安全を求めるクライアントから絶大な信頼を集めている。

ワクワク感を共有する
人材教育と環境づくり

 この本社工場と戸塚工場、伊那工場(長野県)の3工場からグループ各社の得意分野を生かした事業を展開する同社。「お客様にとってのナンバーワン」へと成長させるため、中島社長が最も重視するのは人材教育だ。従業員一人ひとりの可能性に期待し、意識改革を促す。
「超一流とはお客様から喜ばれ、自分も喜べること。機械はお金で買えますが、会社を発展させるのは人です。相手の立場に立って考える習慣が付けば強くなれる。だいぶ変わってきました」
 と、従業員たちの変化に目を細める中島社長。人を育てるためには信頼関係と時間が必要だと考え、「言いたいことを言える会社」を目指し、常に従業員たちと同じ目線で価値観を共有することから始めるという。
 今年から新卒採用も再開し、教育の標準化も進めていく同社。中島社長は、各事業所が仕事の“ワクワク感”を楽しみ、共有できる環境を整えようとしている。
「礼儀と敬意を忘れず、紳士的な無礼講であれば、先輩や上司にもどんどん意見を言って貰いたいですね。もっと調子に乗れるような環境を作っていきます」
 と、50周年を前に中島社長は意気込みを語る。

【会社データ】
本社=神奈川県横浜市港北区新羽町916 
☎=045-543-0048
設立=1968年5月
資本金=4000万円
従業員数=110名
売上高=35億円
事業内容=食品香料及び食品原料素材の製造・輸入・企画販売、ワインの輸入販売、食品の異物検査
http://www.kohken-flavor.com

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