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会社の流儀BLOG

毎日新聞出版『サンデー毎日』で連載中の「会社の流儀」がWeb版で登場。中堅・中小企業の隠れた素顔や取り組みを紹介します。

昭和丸筒(シリーズNo.1572)

紙管・紙筒の業界をリードしてきた
総合パッケージメーカーの新たな挑戦とは


湯浅 祥弘 社長

 1923年(大正12年)創業以来、繊維・フィルム用の巻き芯、食品ラップ用の紙筒、食品用や建材用の円筒容器など、高品質の紙管・樹脂製品を時代に応じて開発・製造・販売してきた株式会社昭和丸筒
「巻いて運ぶ」― 一見簡単なことのように思えるが、「より高速に」「より正確に」「よりクリーンに」を突き詰めていくのは至難の業。そこに同社の真骨頂が表れる。炭素繊維から成るシートやリチウムイオン電池を構成する部材の原料となる金属箔の巻き取り、他にも建設現場や物流現場などで活躍。
 また、培ってきた技術を応用して、木製よりも軽くて丈夫な紙製パレット「APPAパレット」を事業化するなど、縁の下の力持ちとも言える同社の担う役割は年々広がりを見せている。
「近年では、紙管の用途拡大による事業展開とともに、より信頼性が求められるメディカル用精密樹脂容器製造も行っています」


 〝チェンジリーダー〟として外部から代表取締役に就任した湯浅祥弘社長は、京都大学工学部を卒業後、松下電器産業(現パナソニック)に入社。プロジェクター事業の責任者などを経て、パナソニック北米本社上席副社長、パナソニックヘルスケア北米社社長といった要職を歴任してきた。
 そんな湯浅社長が本業に加えて同社の新たな柱になりうる事業として期待をかけるのが、「画像検査システム」を活用した工場の省人化・自動化サービスだ。

低コストと汎用性を備えた
「画像検査システム」

 システムLSI社と共同開発したこのシステムは、AI(人工知能)/Deep Learning手法と画像処理技術を組み合わせたハイブリッド画像検査装置である。メディカル用精密樹脂部品の生産において、目視検査に代わり「自動箱詰めロボット付き画像検査装置」を導入し、人の手に触れないクリーンな生産体制を整えたのがきっかけだ。
「当システムは汎用性が極めて高く、費用も既存システムに比べ非常にリーズナブルですので、人手不足に悩む工場や同様のシステム導入に当たりコスト面がネックになっていた中小・中堅企業に貢献できると考えている」
 グループ企業での運用実績を背景に、食品・菓子製造業やプラスチック成型品製造業を中心に、日報など工場業務のIT化と合わせて工場の省人化・自動化を、使う立場の目線でコンサルティング営業ができるのも大きな強みになりそうだ。
 仕事を成功に導く『5S』―「Speed(素早く)」「Simple(簡潔に)」「Serious(本気で)」「Study(常に学ぶ)」「Smile(楽しく)」を会社の流儀とし、2023年の創業100周年に向けて「人も会社も製品も、小さな超一流」を目指す。    

【会社データ】
本社=大阪府東大阪市桜町8―1
☎=072ー981ー4066
創業=1923年10月

資本金=1億円
従業員数=464名(連結)
売上高=130億円(連結)
事業内容=紙および樹脂製の巻き芯(筒)、樹脂成型品、物流包装材、容器の販売 
http://www.marutsutsu.co.jp

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