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毎日新聞出版『サンデー毎日』で連載中の「会社の流儀」がWeb版で登場。中堅・中小企業の隠れた素顔や取り組みを紹介します。

中央電材 (シリーズ No.1627)

最先端分野支える特殊電線・ケーブルを幅広く提供
「モノづくりができる商社」の強みが光る


榊原 徹也 社長


 スマホ、EV、AIなど〝近未来〟の到来を実感させられるハイテク技術の数々。中央電材株式会社は、こうした製品を生産する特殊性の高い産業機器の「血管」といえる緻密な電線を専門に扱う商社だ。
 半導体製造装置や精密医療機器等、高い専門性・信頼性が要求される分野で電線や各種ケーブルを提供する同社は、これまで数多くの特殊電線メーカーと深い信頼関係を築いてきた。
 昨年3月、4代目代表に就任した榊原徹也社長は、城西大学経営学部を卒業後、大手自動車ディーラーに入社。営業担当として経験を積んだ後に、系列リース会社への転職を経て、2000年に同社に入社した異色の経歴の持ち主。
 同社埼玉営業所に配属後、早々に大口クライアント担当を任され、案件は着実に拡大。06年に久喜営業所を立ち上げた後には、北関東、東北エリアの営業所を管轄する所長として、更にその手腕を発揮する。



「家電の生産拠点が海外に移っていったように、当時は海外に拠点がないことに危機感がありました。機会を見ていつか海外進出しなくてはと考えていました」
 と話す榊原社長は、主要顧客である医療機器メーカーの中国・蘇州市への工場進出に伴い、12年に中国拠点として創奥貿易有限公司の開設を主導。メーカーから電線を仕入れ提供するだけでなく、顧客向けにカスタマイズしたケーブルを少量多品種で提供できる「モノづくり」体制を整えた。
「中国の企業は量産を好み、細かいものは苦手といわれます。ならば『少量で細かいもの』に道が開けると考えました。実際に困っているお客さんは多く、関税と輸送料をかけて日本から買っていると聞きます。私たちはそんなお客様に、現地でケーブル加工を1本から提供しています」(榊原社長)
 中国での事業は2年目から早くも黒字化。新たなアライアンスも生み、中国拠点立ち上げは、まさに同社の「第二創業期」の始まりを象徴するエポックだった。
「様々な段階で問題に直面し困っていると、必ず助け舟を出してくれる人との『大きな出会い』があって、今につながっています」
 と榊原社長は語る。

創立70周年を目前に
「いい時」こそ次の一手を

 榊原社長就任1年目にして、前年比約10億円もの増収を果たした同社。1種類で規格が異なる世界各国で使用できるマルチケーブルを始めとした、半導体関連製品の売上が好調という。
「業界全体が好調な時こそ、国内工場やベトナム進出など、次の一手を打っておきたい」(榊原社長)
 同社は今年、設立65周年。3年後には創立から数えて70周年を迎える。
「会社を大きくしようとは考えていません。小さいながらもキラリと光る『中央電材に任せておけば間違いない』という関係を築きながら、世の中の役に立ちたいですね」(榊原社長)


【会社データ】
本社=東京都昭島市昭和町4-1-27
☎=042-543-3821
設立=1953年7月

資本金=2919万円
従業員数=87名
売上高=45億1200万円
事業内容=各種電線・ケーブル及び付属品販売、ケーブルハーネス加工、組立他
http://www.chuo-dz.co.jp

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