都市型有料老人ホームの草分けとして34年法定基準の2倍の手厚い人員配置を堅持 奥谷 直澄 社長
北海道・釧路の炭鉱を起源に1920年4月に創立したデベロッパー・太平洋興発㈱は、未だ介護保険がなかった84年4月、来るべき超高齢化社会を見据えて、高齢者が住み慣れた土地で心豊かに暮らせるホーム作りとその運営を志して、株式会社太平洋シルバーサービスを設立した。 現在同社は、84年の1号館「シルバーシティ哲学堂」から2013年開設の8号館「シルバーシティむさしの欅館」まで、都内で8ホームの介護付有料老人ホーム「シルバーシティ」シリーズを運営。都市型有料老人ホームの草分けとして、シティホテルのような機能性、細やかなお世話による安心感を提供。いずれのホームも年間を通じ、90㌫以上の入居率を維持している。 昨年5月同社代表に就任した奥谷直澄社長は、北海道釧路市出身という縁もあって87年親会社の太平洋興発に入社。一貫して経理畑を歩んできたが、00年4月、介護保険法施行と同時に同社に異動。介護は全くの素人の状態から現場スタッフとしての経験を積み、3ホームの園長(同社では施設長をこう呼ぶ)を歴任。本社取締役を経て17年間の勤務の後、現場を熟知する経営者として現職に就いた人物。
「就任以来、人事制度・賃金規定の見直し、また業務の効率化を推進してきましたが、法定人員配置基準の2倍となるご入居者3人に対して職員2人の人員配置、洗濯・清掃専門スタッフの別配置、日勤・夜勤の専門職員配置など、手厚い介護体制は堅持しています。この体制あってこそ、ご入居者にはご家庭のような安らぎを感じて頂き、職員には働き易い職場環境を提供できると考えるからです」 と、奥谷社長は今後も変わらぬ方針を語る。来年35周年。2020年太平洋興発100周年 各ホームでは、多彩なサークル活動は勿論、観劇会や高級レストラン・懐石料理などの美食ツアー、四季を感じる外出イベント、更にはゆとりある人員体制を生かして、介助付き国内・海外旅行の催行なども創業以来積極的に実施している。 介護スタッフの人手不足が言われるが、同社には経験豊かなベテランスタッフが多数在籍。パートスタッフを含め、勤続5年以上が66㌫、その内10年以上のスタッフも37㌫を占めている。業界他社に比して離職率も低く、如何に同社が働き易い職場環境を提供しているかが解る数字だ。都内の中野区・練馬区・北区・武蔵野市・多摩市に8ホームを展開する同社は、近隣自治体などと長年の協力関係を築き、社会貢献の一環として地域住民も利用可能なショートステイにも対応。定期的に介護・医療従事者向けのケアセミナーを開催するなど、地域密着の姿勢は大きく評価されている。 来年の35周年、20年の太平洋興発100周年に向けて奥谷社長は抱負を語る。「今後も『心と行動のセンスアップ』を図り、皆様の心に寄り添うケアに誠心誠意努めていきたい」 【会社データ】本社=東京都武蔵野市境南町2ー8ー19☎=0422ー34ー1636設立=1984年4月資本金=2500万円従業員数=411名事業内容=有料老人ホーム運営、居宅介護支援事業等http://www.kaiteki.info
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