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毎日新聞出版『サンデー毎日』で連載中の「会社の流儀」がWeb版で登場。中堅・中小企業の隠れた素顔や取り組みを紹介します。

ケンコー(シリーズNo.1521)

躍進する気鋭のフードビジネス企業
積極的な店舗出店・M&Aで事業拡大

藤井 健 社長

 横浜市に本社を構える株式会社ケンコーは、中華料理店「王記厨房」「東京餃子軒」をはじめ中華料理・ラーメンなど直営店83店舗、FC店180店舗を展開する気鋭の企業だ。さらに積極的なM&Aを推し進めて業容を急拡大し、フードビジネス業界に旋風を巻き起こしている。
 1978年に中国・福建省で生まれた藤井健社長は、中国残留孤児であった祖母の帰国に伴い、12歳の時に親族200人と共に来日。中学卒業後、横浜中華街などで勤務を続ける傍ら、将来は「独立するしかない」と考え、昼夜を問わず働いて資金を貯めた。


 そこに訪れたのがご当地ラーメンのブームだ。藤井青年は、この道での起業を決意する。半年間ラーメン店で修業した後、2000年に22歳で横浜・磯子に横浜家系ラーメン「藤龍」を開業。しかし、年中無休で必死に働くも店の売上は思い通りに上がらなかった。
「『経営者』とは何か。『経』は経験がある。『営』は営業ができるということ。『経営者』はその2つを兼ね備えている人のこと。当時、私には経験が足りなかった」
 と藤井社長は振り返る。店の立地や経営など、わずか半年間の修業で上手くいくほど甘くはなかったのだ。
そこで舵を切ったのが、人気を集めるラーメンチェーンへのFC加盟だった。
 さらに大きな転機となったのが、このFC加盟で知り合ったショッピングセンターへの出店チャンス。06年、埼玉の「イオン浦和美園SC」に中華料理店「唐庄酒家」を出店すると爆発的な人気を呼び、大きな収益を上げた。この成功を機に各地のショッピングセンターに次々と店舗を展開してきたことが今日の基盤だ。
 ショッピングセンターから厚い信頼を獲得し続ける背景には、中国人スタッフも多く働く同社が、館内ルールの順守や身だしなみ・衛生管理など厳しい基準を設け、徹底した教育を実践する真摯な店舗運営にある。
「『郷に入れば郷に従う』で、日本文化の良いところを学んでほしい。当社のスタッフはレベルが高いと業界内で評判です」(藤井社長)

新セントラルキッチン完成
FB(フリーブランド)店も

 現在、同社ブランドで好調なのが「東京餃子軒」だ。好立地への路面店出店で売上を伸ばしている。加えて、新たにM&Aで傘下となった焼肉店の運営など、業容はもはや中華に留まらない。
 16年には厚木にセントラルキッチンとなる自社工場を建設。同社ブランドを熟知した社員が独立して運営するFC店だけでなく、店舗探しやノウハウ・食材の提供で起業を支援する独自のFB(フリーブランド)を展開し、今後も毎年10店舗規模の新規出店を目指す同社は、さらなるM&Aで一層の事業拡大を図る。気付けば、直営グループで年商90億円、社員400名規模となった同社。藤井社長は語る。
「会社の収益だけにこだわらず、全ての幹部・社員の力を借りて、共に豊かになる企業を目指します」 

【会社データ】
本社=神奈川県横浜市南区永楽町2―22 ケンコー本社ビル3F
☎=045―262―0816
設立=2004年4月

資本金=5000万円
従業員数=400名
売上高=90億円(直営グループ全体)
事業内容=中華料理店・ラーメン店経営、FC加盟店募集・指導・管理業務
http://www.kenkojp.com

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